下克上英語

【V-ing をあなたは正しく説明できますか?】動名詞と分詞

動名詞って何??

動詞+ingで動詞の性質を持ちながら文中で①名詞の働き、②形容詞の働き、③副詞の働きをします。

動詞の性質を持ちながらといいましたが、動詞では無くなっています。なので、文型を考える時は、Vとしてはみません。

つまり、動詞にingをつけることによって、その一塊を名詞や形容詞や副詞のように扱えるということになります。

名詞、形容詞、副詞がどのような働きをするかは以下記事をご覧ください。そして、不定詞も似たような文法なので、合わせて読むと理解が深まると思います。
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動詞+ingで名詞の働き(動名詞)

名詞は、S(主語)かO(目的語)かC(補語)になるんでしたね。
訳は、『〜すること』『〜であること』と訳します。

S(主語)

Playing tennis is fun.
→テニスをすることは、楽しい
※Playing tennis がSの位置にあるから動名詞

O(目的語)

I like playing tennis.
→私はテニスをすることが好きです
※playing tennisが他動詞であるlikeのO(目的語)の位置にあるから動名詞

C(補語)

My hobby is playing tennis.
→私の趣味はテニスとすることだ
※playing tennisが自動詞isの補語の位置にあるから動名詞

動詞+ingで形容詞の働き(現在分詞の形容詞用法)

形容詞は名詞を修飾するかC(補語)になるんでしたね。
分詞による形容詞用法は名詞を修飾するかC(補語)になります。ただ、不定詞の形容詞的用法には、名詞を修飾用法しかありません。

名詞を修飾する(形容詞)

※形容詞が1語で名詞を修飾する時は、原則的にその名詞の前に置く、従って形容詞の後ろにあれば名詞を修飾する。後ろに名詞がなければ補語になる。2語以上で名詞を修飾する時はその名詞の後ろから修飾する。

(自動詞・他動詞の)現在分詞の形容詞用法(動詞+ing)

『〜している』と訳すと能動の意味で訳す

The [swimming] boy is Tom. 1語なので前に置く
→泳いでいる少年はトムです。
The boy [swimming in the river] is Tom. 2語以上なので後ろに置く
→川で泳いでいる少年はトムです。

※修飾する分詞と修飾される名詞の間にはSV関係が成立している。
現在分詞のときは、能動の関係になっている→The boy is swimming.

(自動詞の)過去分詞の形容詞用法(動画+ed)

『〜してしまった』と完了の意味で訳す

There are a lot of fallen leaves on the street.
落ちてしまった葉→落ち葉
その通りにはたくさんの落ち葉がある

(他動詞の)過去分詞の形容詞用法(動詞+ed)

『〜された、〜される』と受け身の意味で訳す

This is the bike broken by Tom.
→これはトムに壊された自転車です。
※修飾する分詞と修飾される名詞の間にはSV関係が成立している。
過去分詞のときは、受け身の関係になっている→The bike was broken.

C(補語)になる

He kept waiting. His bike lay broken.
→彼は待ち続けた。彼の自転車や通りに壊れたままになっていた。
I saw him swimming. I had my car washed.
→彼が泳ぐのを見た、車を洗ってもらった

動詞+ingで副詞の働き(分詞構文)

分詞構文は2つのこと(主節と従属節)が同時に並行して行われていることを示しています。細かく分類すると、時(〜する時)、条件(〜ならば)、理由(〜なので)、譲歩(〜だけれども)、付帯状況(〜して、〜しながら)などといろんな意味がありますが、正確に覚える必要はありません。基本的に『〜して』と訳せば意味が通ります。詳しい訳し方は、これからやります。

動名詞
Swimming in the river is dangerous.
→川で泳ぐことは危険です。
※Swimmingが動名詞でSの働きをしています。

現在分詞の形容詞用法
The Boy swimming in the river is Bob.
→その川で泳いでいる少年はボブです。
※swimming in the riverがThe boyを修飾する形容詞になっています。

分詞構文
Swimming in the river, I saw a lot of fish.
→川で(私が)泳いでいて、私は、たくさんの魚を見ました。
→川で(私が)泳いでいる時に、私は、たくさんの魚を見ました。
※I saw a lot of fishはSVOの完全な文なので、新たに、S,V,O,Cを追加することはできません。なのでSwimming in the riverは一塊で副詞の働きになります。

〜ingの意味上の主語が主節と一致している時は分詞構文、それ以外はの名詞が意味上の主語の時は現在分詞の形容詞用法です。

・形容詞用法
I know the boy singing a song.
singingの意味上の主語は文の主語と同じではない

・分詞構文
I played tennis singing a song.
singingの意味上の主語は文の主語と同じ

普通の文→分詞構文の作り方

When he saw me, he run away.
主節:he ran away.
従属節:When he saw me
※接続詞がついている方が従属節です。荷物(接続詞)を持っていると考えましょう。

①主節と従属節の主語が同じ場合は従属節の方の主語を省略する。違う場合は主語を残す。
②接続詞を省略する
③従属節の動詞を分詞の形にする。

When he saw me, he ran away.
↓①
When saw me, he ran away.
↓②
Saw me, he ran away.
↓③
Seeing me, he ran away.

※SeeingかSeenになるかの判断はHe see me(能動)が成り立つかHe is seen me(受け身)が成り立つかによって決まる。seen(受け身)にすると元の文から目的語が一つ減流はずなのに、meがあるからおかしい。

If it rains tomorrow, we won’t go there.
↓① 主語が違うので省略しない。
If it rains tomorrow, we won’t go there.
↓②
It rains tomorrow, we won’t go there.
↓③
It raining tomorrow, we won’t go there.

分詞構文→普通の文の戻し方

Seeing me, he ran away.
※動詞+ingが副詞の働きになっているので、上の文は分詞構文と判断できますね。分詞構文を見たら以下の手順で普通の文に戻しましょう。

①主節の主語を補う
②主節の時制に合わせる
③2つの文を見比べて適切な接続詞を加える

Seeing me, he ran away.
↓①
he seeing me, he ran away.
↓②
he saw me, he ran away.
↓③
When he saw me, he ran away.
Because he saw me, he ran away.
・・・・
など色々な接続詞を加えることができます。以下のように載せときますが覚える必要はありません。

〜する時 when
〜している間 while
条件 〜ならば if
理由 〜なので because
譲歩 〜だけれども though
付帯状況 <同時に起こっていること>
〜して、しならがら

分詞構文の種類と訳し方

SVの前と間

~ing, SV.
S, ~ing , V.
『〜して、SV』と訳す

Entering the room, I saw Bob.
→私がその部屋に入って、私はボブを見ました。

The actress waving her hand, left the crowd.
→女優は手を振って群衆を離れた

SVの後

SV, ~ing.
『SV、そして〜』『〜しながら、SV』と訳す

A typhoon hit Kyushu, causing a lot of damage.
→台風が九州を食げきして、そして多くの被害をもたらした。

The mayor shook hands with each of us, smiling brightly.
→明るく笑いながら、市長は私たち一人一人と握手した。

動詞+ingのポイント

動名詞のポイント(名詞の働き)

前置詞の目的語は動名詞のみ(to不定詞は前置詞の目的語になることができない)

目的後を取るものには、他動詞と前置詞がある

他動詞の目的語

○ I like to play tennis.
○ I like  playing tennis.

※ただし、動名詞のみを目的語にとる他動詞、不定詞のみ目的語にとる他動詞があるので注意する。その動詞について、この記事の”to不定詞 vs 動詞+ing”というところで紹介しています。

前置詞の目的語

×  I am fond of to play tennis.
○ I am fond of playing tennis.

without ~ing …

〜することなしに→〜しないで
He went out of the room without saying good-bye.
→彼は、さよならを言わないで部屋を出て行った

動名詞の意味上の主語

①特に指定がない場合は主語と同じ

She is afraid of going there alone.
→彼女は(彼女自身が自分で)そこへ一人で行くのを恐れている。

②主語と違う場合は動詞の前に所有格

His playing the piano made me happy.
→彼がピアノを弾くのを聞いて私は嬉しくなった

③動名詞が他動詞や前置詞の目的語になっている時は所有格または目的格をつける

Do you mind opening the window?
→あなたは(あなた自身が)窓を開けるのをイヤだと思いますか?
窓を開けてくれませんか?
※この場合は開ける人開けることを嫌がる人が同じ人

Do you mind my(me) opening the window?
→あなたは私が窓を開けるのをイヤだと思いますか?
窓を開けてもいいですか?
※この場合は開ける人開けることを嫌がる人が異なる人

She is afraid of her son(her son’s) going there alone.
→彼女は自分の息子がそこへ一人で行くのを恐れている

動名詞の否定

動名詞の直前にnotかneverを置く
Excuse me for not coming on time.
時間通りに来なくてごめんなさい。

受動態の動名詞

being+過去分詞
Jack left without being seen by anyone.
→ジャックは、誰にも見られずに出て行った。

完了形の動名詞

having+過去分詞
I am ashamed that he is poor.(am ashamedとis poorが同時)
→I am ashamed of his being poor.

I am ashamed that he was poor.(am ashamedとwas poorがズレている)
→I am ashamed of his having been poor

分詞構文のポイント(副詞の働き)

分詞構文の否定

分詞の直前にnotかneverを置く
Because she didn’t feel well, she went to see a doctor.
Not feeling well, she went to see a doctor.
→気分が良くなくて、彼女は医者に診てもらいに行った。

動詞が時のbeingは省略可能

When Mt.Fuji is seen from a distance, Mt.Fuji looks more beautiful.
Being seen from a distance, Mt.Fuji looks more beautiful.
→ Seen from a distance, Mt.Fuji looks more beautiful.
遠くから見ると富士山はより美しく見える

つまり過去分詞で始まっていて副詞節の場合は、受動態の分詞構文にとなっている。

完了形の分詞構文

主節の主語より従属節のSが古い時は、having 過去分詞
Having lived here before, Bill knows his way around.
以前にここに住んでいたことがあり、ビルは(ここの)地理に詳しい

独立分詞構文(主語が異なるバージョン)

分詞構文の基本的な形は、分詞句の意味上の主語と主節の主語が原則として同じです。が異なる場合があります。これを独立分詞構文と言います。主語はそのまま残します。(その時意味上の主語が分詞の前に開かれます。)

Generally speaking, the Japanese are a hardworking people.

Generally speaking
Strictly speaking
Frankly speaking
一般的に言って
厳密に言って
率直に言って
Speaking of… ・・・と言って
wether permitting 天気が許せば
considering …
taking … into consideration
・・・を考えれば
judging from …
judging by …
・・・から判断すると

接続詞を残す分詞構文

意味を明確にするために分詞句の前に接続詞を添えることがあります。while, thoughの2つの接続詞が残ることがお多いです。

While staying in New York, he got to know Maki.
→ニューヨーク滞在中に彼はマキと知り合った。

Though injured badly, he kept on playing.
→酷くけがをしていたが、彼はプレーをし続けた

その他

付帯状況を表す<with+名詞+〜ing>

同時に起こっていることを表す付帯状況については、分詞構文で学びました。分詞構文ではない形で付帯状況を表しかたを学んでいきましょう。

考え方は、名詞と各要素の間にbe動詞を入れて考える

with+名詞+現在分詞

James kept his car parked with the engine running.
the engine is runningを訳に反映させる
→エンジンをかけたまま車を止めておいた

with+名詞+過去分詞

Listen to me with your books closed.
your books is closedを訳に反映させる
→本を閉じて僕の話を聞きなさい

with+名詞+形容詞

Don’t speak with your mouth full.
your mouth is fullを訳に反映させる
→口をパンパンにして喋ってはいけません

with+名詞+副詞

Mike always studies with the radio on.
the radio is on
→マイクはいつもラジオをつけたまま勉強する

With your children away, you must have a lot of free time.
your children is away
→子供たちが家を離れて、きっと自由な時間がたくさんあるでしょう

with+名詞+前置詞句

He stood there with one hand in his pocket.
one hand is in his pocketを訳に反映させる

to不定詞 vs 動詞+ing

※不定詞の全体はこんな感じになります。とても似てますよね

動名詞のみを目的語にとる他動詞(to不定詞を目的語にとることができない)

MEGAFEPS(メガフェップス)

やめる、避けるなど否定的な意味が多い

M mind(〜を気にする), miss(〜し損なう), mention(〜だと述べる)
E enjoy(〜を楽しむ), escape(〜を免れる)
G give up(〜を諦める)
A avoid(〜を避ける), admit(〜を認める), allow(〜するのを許す)
F finish(〜を終える)
P practice(〜を練習する), post pone = put off(〜を延期する)
S stop(〜を止める), suggest(〜を提案する), stand(〜を我慢する)

その他

consider 〜を熟考する
deny 〜を否定する
discuss 〜について議論する
resist 〜に抵抗する

不定詞のみを目的語にとる他動詞(動名詞を目的語にとることができない)

基本的に未来の意味がある

①願望 want=would like, wish, hope, desire
②意図 intend, plan, promise, expect
③決定 decide, determine
④拒否 refuse
その他 fail to~, tend to~, pretend to ~, seek to~

目的語が動名詞と不定詞で意味が変わる他動詞

不定詞・・・未来、仮定、一時的
動名詞・・・過去、現在、現実、繰り返し

remember

remember to ~ 〜することを覚えている→忘れずに〜する
I remember to see her.
→(これから)彼女に会うのを覚えている
→(これから)忘れずに彼女にあう
remember ~ing 〜したこととを覚えている
I remember seeing her.
→(以前に)会ったのを覚えている

forget

forget to ~ 〜するのを忘れる
I forget to lock the door.
→ドアに(これから)鍵をかけるのを忘れた(鍵をかけることは実現していない)
forget ~ing 〜したのを忘れる
I will never forget visiting Europe.
→ヨーロッパを訪れたことを忘れない(訪れたことは実現している)

try

try to ~ 〜しようとする
I tried to write to her but I couldn’t.
→書こうとしたが、書けなかった(書くことは実現していない)
try ~ ing (試しに)〜しようとする
I tried writing to her but she didn’t reply.
→書いてみたが返事をくれなかった(書くことは実現している)

regret

regret to ~ 残念ながら〜だ、〜しなけらばならない
I regret to tell you that he is ill.
→残念ながら彼は病気だと言わざるを得ない
regret ~ing 〜したことを後悔する
I regret telling you that he is ill.
→君に彼が病気だと言ったことを後悔している

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