下克上英語

【動作や状態が「いつのことなのか」を表せるようになる】時制

英語を勉強する時に全てのことに関わってくるのは、時制です。時制の核を知ることによって、英語の理解は深まります。

動詞の表す動作や状態が『いつのことなのか』を表すのが時制だよ。
どんな文法書でも、最初に時制を勉強するよ!!
重要なことだから一緒に勉強しよう!!

現在形

現在時制は、動詞の現在形を用い主に「現在」に関する事を表しますが「今」だけとは限りません。

文法

現在形は、基本時制の一つです。
am, is, are(be動詞)とplayなど(一般動詞)のように動詞の現在形を使います。

現在形の使われ方と意味

①現在の習慣的動作・状態

・I usually eat bread for breakfast.
私は大抵朝食にパンを食べる。

・I love you.
私はあなたを愛しています。

②過去・現在・未来を通じて変わらない心理や真実

・The sun rises in the east.
太陽は東から昇る。

③確定的な未来の予定:近未来(特に「往来発着」を表す動詞)

・He leaves for Tokyo tomorrow.
明日、彼は東京へ出発します。

④「時・条件」を表す副詞節の中

時や条件を表す副詞節の中では未来の意味であっても、未来形は現在形、未来完了形は現在完了形になる。

・I don’t know if he will become a teacher.
彼が先生になるかどうかを私は知らない

・I won’t go if it rains tomorrow.
明日もし雨が降ったら私は行きません。

時を表す接続詞
when~ 副詞節 〜の時
名詞節 いつ〜か
before~ 〜する前に
after~ 〜した後で
as soon as~ 〜するとすぐに
until(till)~ 〜するまで
while~ 〜する間
as soon as~ 〜するとすぐに
by the time~ 〜するまでは
every time~ 〜するときはいつでも
the moment~ 〜するとすぐに
条件を表す接続詞
if 副詞節 もし〜なら
名詞節 〜かどうか
unless 〜しない限りは
once~ いったん〜すれば

過去形

過去時制は、動詞の過去形を用いて主に「過去」に関する事を表します。

文法

過去形は、基本時制の一つです。
was, were(be動詞)とplayedなど(一般動詞)のように動詞の過去形を使います。

過去形の意味を表す意味

①過去のある時点の(完結した)動作 (現在のことはわからない)

・He played baseball last week.
彼は先週、野球をしました。

②過去の習慣的動作(動作動詞)

・He usually played soccer after school.
彼は大抵放課後にサッカーをした。

③過去の持続的状態(状態動作)

・I loved him.
私は彼を愛してた。

未来形

英語の動詞には、未来形はなく、willやbe going to-V を用いて「未来」を表します。

文法

未来形は、基本時制の一つです。
英語の動詞には、未来形はなく、willやbe going to-V の未来の助動詞を動詞の前に付けて「未来」を表します。

未来形の表す意味

①単純未来「〜だろう」話し手や主語の意思は関係ない

・I will be seventeen next month.
私は来月17歳になる。

②意思未来「〜するつもりだ」

・I will call you tonight.
私は今晩、あなたに電話します。

現在進行形

基本時制の現在形に進行形の意味を追加したものです。現在進行形は「今〜している」と現在進行形中の動作を表します。進行形の共通のイメージは「途中」です。

文法

be動詞の現在形+動詞のingの形で現在進行形を表します。

現在進行形の表す意味

①現時点で進行中の(一時的な)動作

・What is Ted doing now?
テッドは今何をしていますか?

・He is watching TV in his room.
彼は自分の部屋でテレビを見ています

②反復される動作

(always, constantly などを伴って) 〜ばかりしている

・He is always making the same mistakes.
彼はいつも同じ間違いばかりしている。

③完結する瞬間への接近

〜しかけている

・That famous cherry tree is dying because of pollution.
あの有名な桜の木が郊外のせいで枯れかけている

④確定的な未来の予定=近未来

〜する予定だ

・Is Mary coming?
メアリーは来ますか?

・Yes, she is coming at three o’clock.
ええ、彼女は3時に来ます

進行形にできない動詞

動作動詞 → 進行形にできる
状態動詞 → 進行形にできない

進行形にできるかどうかは単語の意味で決まるので、必ずしも下の表だから絶対進行形にならないわけではない。

状態、心理、知覚・感覚を表す動詞は状態動詞になります

狙われる状態動詞(再頻出)

know 〜を持っている
belong 属している
have 〜を持っている
※〜を食べる、飲む、(時間)を過ごすの意味では動作動詞になる

状態系

resemble 〜似ている
contain 〜を含んでいる
remain 〜のままである
have, own 〜を持っている
consist 成り立っている
depend 次第である依存している
be ~である

感覚系

see 〜が見える
※付き合うの意味では動作動詞になる
taste 〜の味がする
※味見をするの意味では動作動詞になる
look 〜のように見える
hear 〜が聞こえる
smell 〜の匂いがする
sound 〜のように聞こえる

心理系

like 〜を知っている
wish 望んでいる
understand 〜を理解する

過去進行形

基本時制の過去形に進行形の意味を追加したものです。進行形のイメージは「途中」です。つまり過去進行形とは、過去のある時点で途中であったことを表すよ

文法

be動詞の過去形+動詞のingの形で現在進行形を表します。

過去進行形の表す意味

①過去のある時点で進行中の(一時的な)動作

〜していた

・Martha had a flat tire while she was crossing Tower Bridge.
マーサはタワーブリッジを横断中にタイヤがパンクした
→タワーブリッジを横断している途中でタイヤがパンクしたということ

未来進行形

基本時制の未来形に進行形の意味を追加したものです。進行形のイメージは「途中」です。つまり未来進行形とは、未来のある時点であることが途中であることを表します。単純未来(主語の意思が入らないもの)のみで使われます

文法

未来の助動詞+be+動詞のingの形で現在進行形を表します。
※助動詞の後ろの動詞は、原形になるのでbe動詞はbeになります。

未来進行形の表す意味

①未来のある時点での進行中の動作

〜しているだろう

・It will probably be raining when you come home.
君が家に戻ってくる時におそらく雨が降っているだろう
→ここでは、雨が降っている状態が途中である(=すぐにはやまない)ことを表しています。

現在完了形

現在完了は、述べられている内容が現在と何らかの形でつながっていると言うことです。

文法

have+動詞の過去分詞の形で現在完了形を表します。
現在完了には、完了、経験、継続、結果の4つの意味があります。

現在完了の表す意味

①継続

継続の意味

…過去の出来事が現在まで、継続している…(ずっと)〜している

He lives in Tokyo.
彼は東京に住んでいる(現在のことしかわからない)…現在形

He lived in Tokyo three years ago.
彼は3年前に東京に住んでいた(現在東京に住んでいるかどうかわからない)…過去形

I have lived in Tokyo for three years.
私は3年間東京に住んでいる(今も住んでいる)…現在完了
=I came to Tokyo three years ago, and I still live in Tokyo.

「継続」に使用される副詞
how long ~ (期間) How long have you been in Japan?
for ~ (〜の間) I have been in Japan for ten years.
※   for 期間
since ~ (〜以来) I have been in Japan since last summer.
※   since 時期

②経験

経験の意味

…過去のある時点から現在までの経験を表す… 〜したことがある

Have you ever been to England?
イギリスへ行ったことがありますか?
Yes, I have. / No, I haven’t.

「経験」に使用される副詞
how often ~ (何回〜)
how many times ~
How often has he climbed Mt. Fuji?
once, twice, three times
(1回、2回、3回)
He has read this novel twice.
ever (疑問文) Have you ever seen this movie?
never(否定文) She has never written a letter.

③完了

完了(結果)の意味

…今までしていたことがたった今 完了した…(ちょうど)〜したところだ
(そのことが何か現在と関係している)

I have just finished my homework.
私はちょうど宿題を終えたところだ

「完了」に使用される副詞
always (肯定文)すでに、もう He has already written letters.
yet
(疑問文)もう
(否定文)まだ
Have you read this book yet?
He hasn’t done it yet.
now もう I have played tennis now.

④結果

結果の意味

…ある出来事の結果が現在に影響している

I have lost my watch. 時計をなくしてしまった(その結果今持ってない)
=I lost my watch and I don’t have it now.

have been (to)
①行ったことがある(今ここにいる)(経験)
②行ってきたところだ(今ここにいる)(完了)

have gone(to)
③行ってしまった(その結果ここにいない)(結果)

現在完了ははっきりと過去を表す副詞と一緒にできない

(X)I had live in Tokyo last year. (since last yearなら可能)

(X)When have you been to America? (When〜?の中には現在完了は不可)

(O)When did you go to America?

just now (たった今)…これは、過去を表す副詞なので、現在完了には使えない

しかし、justとnowそれぞれ単独だと使える

現在・過去・現在完了の違い

現在

He lives in Tokyo.
彼は東京に住んでいる…現在形、現在のことだけ、過去の情報は含まれてない

過去

He lives in Tokyo three years ago.
彼は3年前に東京に住んでいた…過去形、過去のことだけ、現在の情報は含まれてない

現在完了

He has lived in Tokyo for three years.
彼は3年間東京に住んでいる(今も住んでいる)…現在完了形、今の情報も含まれている=He came to Tokyo three years ago and he still lives in Tokyo.
彼は3年前に東京にやってきてまだ東京に住んでいる

慣用表現

「彼が死んで3年になる」
He died three years ago.
↓完了形にする(死んだ状態を今も続けている)
He has been dead for three years.
It has been three since he died.
It is three years since he died.
Three years have passed since he died.

…してからX年になる
It has been X years since S 過去形
X years have passed since S 過去

過去完了形

過去完了は、述べられている内容が過去のある点と何らかの形でつながっていると言うことです。※過去の明確な基準点が必要

文法

had+動詞の過去分詞の形で過去完了形を表します。
過去完了には、完了、経験、継続の3つの意味があります。

A:Have you ever seen that movie?
B:Yes, When I was in Tokyo. I ( ) it three times.
( )の中はsawになる。理由は,過去の明確な基準点がないため

過去完了の使われ方と意味

①継続

状態の継続
(過去のある時点まで)ずっと〜であった

動作の継続
(過去のある時点まで)ずっと〜していた
ー>過去完了進行形になる場合もある

②経験

(過去のある時点まで)〜したことがあった

③完了

(過去のある時点まで)〜してしまっていた

④大過去(2つの過去の出来事の時間差を表現するための用法のこと)

過去より古い(大過去)は過去完了(have 過去分詞)で表現する

I lost the watch which I had bought last month.
私は先月買った時計をなくしてしまった

・after, beforeのような接続詞でどちらが早いかはっきりしている時は、必ずしも過去完了を使わなくても良い(使ってもいいよ)ー>時間差を表現する必要がないから

・起こった順番通りで述べるときは、両方過去形にする

・After he had done his work, he ate dinner.
・After he did his homework, he ate dinner.
→宿題をした後で夕食を食べた

・My father bought me a watch and I lost it.
→私のお父さんは私に時計を買った、そして私はその時計をなくした。

未来完了形

現在完了は、述べられている内容が未来のある点と何らかの形でつながっていると言うことです。

文法

未来の助動詞+have+動詞の過去分詞の形で未来完了形を表します。
未来完了には、完了、経験、継続の3つの意味があります。

未来完了形の表す意味

※過去のある出来事が未来のある時点に影響を受けていて、どのようになっているかという内容を表現する

継続

(未来のある時点まで)〜したことになる

Our parents will have been married for twenty years next month.
私たちの両親は、来月には結婚して20年になります

経験

(未来のある時点まで)〜を経験したことになる

I’m going to Thailand this summer. I will have visited it seven times.
私は今年の夏、タイに行くつもりです。私はそこに7回行ったことになります

完了

(未来のある時点まで)〜をし終わっている

I will have finished this work by tomorrow.
私は明日までにはこの仕事を終えているでしょう

例文

He will have played tennis.
彼は(未来のある時点から見て更に未来のある時点でも)テニスする状態があるだろう
彼はテニスの経験があるだろう

現在完了進行形

文法

have+been+動詞のingの形で現在完了進行形を表します。

例文

He has been playing tennis.
彼は(過去から見て現在の時点まで)テニスをし続けている状態だ
彼はテニスの経験をし続けている

進行形にできない動詞は、完了進行形ではなく、完了形を使う。現在完了進行形の表す意味は、継続の強調や余韻(これからも続く)こと表します。
× I have been knowing him for two years.
→ I have known him for two years.

過去完了進行形

文法

had+been+動詞のingの形で過去完了進行形を表します。

例文

He had been playing tennis.
彼は(大過去から見て過去の時点まで)テニスをし続けている状態だった
彼はテニスの経験をし続けていた。

未来完了進行形

わざわざ未来完了形を使わなければいけない機会が少ないので、使用頻度は、とても低いです。

文法

未来の助動詞+have+been+動詞のingの形で未来完了進行形を表します。

例文

He will have been playing tennis.
彼は(今までの時点から見て未来のある時点まで)テニスをし続けている状態だろう。
彼はテニスの経験をし続けているだろう。

完了形の例文

現在完了形

I have known him for three years.
→3年間ずっと知っている
(I am knowing him  (×))
※状態動詞は普通の完了形にする

現在完了進行形

I have been studying English for three years.
→3年間ずっと勉強している
(I am studying English (○))

過去完了進行形

I had been studying English for two years till last year.
→昨年まで2年間英語ををずっと勉強していた。

未来完了進行形

I will have been studying English next year.
→来年で4年間英語をずっと勉強していることになる

まとめ