時や条件を表す副詞節中は未来形だったら現在形、未来完了形だったら現在完了形になると聞いた時に、こう思った人が少なくともいるはずです。
いや、副詞節ってなに??
はい!あなた英語戦死者です!
文法の説明にわからない言葉がある時点で、その文法は100%絶対理解できません!
そんな人のためにわかりにくい単語を解説していきたいと思いました。
ここでは、品詞の基本的な性質や働き、用語を説明しますWikipediaで調べると品詞は、一般的にいうと8種類(名詞、冠詞、形容詞、副詞、代名詞、動詞、助動詞、接続詞、前置詞、間投詞(感動詞))である。他にも、関係詞や疑問詞なども含まれる場合もある。
基本用語
これ、答えられなかったら英語戦死者のままです!答えられなかったら、覚えましょう!!
名詞
性質と働き
S(主語)、O(目的語)、C(補語)になる
例文
①His father is very busy
→S(主語)
②I love music
→O(目的語)
③Your mother is a doctor
→C(補語)
主語(S)= 補語(C)
主語(S)≠ 目的語(O)
形容詞
性質と働き
名詞を修飾 or C (補語)になる
例文
①He is a busy man 彼は忙しい人だ
busyの後ろに名詞がありbusyは形容詞となる。よってbusyが名詞のmanを修飾している
②He is busy 彼は忙しい(状態だ)
busyの後ろに名詞がないので、busyは補語になる
※形容詞が1語で名詞を修飾する時は、原則的にその名詞の前に置く、従って形容詞の後ろにあれば(①の場合)名詞を修飾する。後ろに名詞がなければ(②の場合)は補語になる。
―例外―
something, anything, nothingを修飾する形容詞は修飾する名詞の後ろにおく。presentが「出席している」という意味で使われている時も後ろから修飾する。
I want something cold. 冷たいものがほしい
the member present 出席している会員
the present member 現社員
名詞+ ly =>形容詞
形容詞+ly =>副詞
※形容詞と副詞の両方の働きを持っている単語があることに注意する
fastなど
副詞
性質と働き
名詞以外を修飾 かつ 文の要素になれない
例文
①He swims well.
→swim(動詞)を修飾
②He is very tall.
→tall(形容詞)を修飾
③She swims very well
→well(副詞)を修飾
副詞の順番
① 場所 → X → 時
② 小さい単位 → 大きい単位
目的語
性質と働き
名詞のみなれる S≠O
補語
性質と働き
名詞が補語の働きをする時は、S=C
形容詞が補語の働きをするときは、Sの状態を表す
名詞句・名詞節
性質と働き
2語以上で名詞の働きをするものを名詞句という。さらに、SとVを含むものを、名詞節という。
例文
I know + Where does she live?
I know that where does she live.
(thatは不要->疑問詞にも文をまとめて名詞節を作る機能があるから)
I know where she lives.
thatは文の前について文を1つにまとめて名詞の働きにする。つまり名詞節を作り出す
疑問詞も同様で文を1つにまとめて、名詞節を作り出す。さらに、疑問詞が名詞節を作るとき、その文の語順は平叙文(普通の文)になる
形容詞句・形容詞節
性質と働き
2語以上で形容詞の働きをするものを形容詞句という。さらに、SとVを含むものを、形容詞節という。
例文
The tall boy is Tom
→形容詞
The boy swimming in the river is Tom
→形容詞句
The boy who(m) Emi loves is Tom
→形容詞節
2語以上で名詞を修飾する時は、その名詞の後ろから修飾するので形容詞句・節が名詞を修飾する時は必ず名詞がある。
副詞句・副詞節
性質と働き
2語以上で副詞の働きをするものを副詞句という。さらに、SとVを含むものを、副詞節という。
例文
What will you do if it rains? もし雨ならあなたは何をしますか
Please tell me when she will come home. いつ彼女が家に戻ってくるか私に教えてください
I don’t know if he will become a teacher. 彼が先生になるかどうかを私は知らない
※時や条件を表す副詞節の中では未来の意味であっても、未来形は現在形、未来完了形は現在完了形になる。
時を表す接続詞
when~ | 副〜の時 名いつ〜か |
before~ | 〜する前に |
after~ | 〜した後で |
as soon as~ | 〜するとすぐに |
until(till)~ | 〜するまで |
while~ | 〜する間 |
as soon as~ | 〜するとすぐに |
by the time~ | 〜するまでは |
every time~ | 〜するときはいつでも |
the moment~ | 〜するとすぐに |
条件を表す接続詞
if | 副もし〜なら 名〜かどうか |
unless | 〜しない限りは |
once~ | いったん〜すれば |
その他
as | ①〜につれて ②〜と同じ ③〜の時 ④〜なので ⑤〜だけれども |
since | ①〜なので ②〜以来 |
though | 〜だけれども |
because | 〜なので |
while | ①〜の間に ②〜する一方で、〜だけれども |
従属節
性質と働き
主節に対して名詞、形容詞、副詞の働きをする
例文
I know that he is a doctor.
→knowの目的語ー名詞の働き
I know the boy who(m) Emi loves
→the boyを修飾ー形容詞の働き
When I am free, I play tennis
= I play tennis when I am free.
→playを修飾ー副詞の働き
接続詞には等位接続詞(小さい接続詞、同じパーツをつなぐ、and, but, or, so, for などがある)と従位接続詞(大きい接続詞、異なるパーツをつなぐ)がある。従位接続詞(等位接続詞以外)の接続詞で繋がれた2文には、主従関係(親子関係)があり、接続詞が先頭についている文が従属節(子分)である。子分は、従位接続詞という荷物を持っていると覚える。
動詞
性質と働き
自動詞
O(目的語)不要で文が作れる動詞。無意識にできるものが多い
他動詞
O(目的語)必要で文が作れる動詞。意識的にするものが多い
文型などは次の記事をご覧ください

前置詞
性質と働き
<前置詞+名詞>の形で形容詞句、副詞句を作る。
→名詞を形容詞化、副詞化するとも考えられる
例文
He swims well
swimsを修飾→wellは副詞
He swims in the river
swimsを修飾→in the riverは副詞
The tall boy is Tom
boyを修飾→tallは形容詞
The boy in the river is Tom
boyを修飾→in the riverは形容詞
1語で名詞を修飾する時は、原則的に前から修飾する。2語以上で名詞を修飾する時はその名詞の後ろから修飾する。つまり、前置詞+名詞は少なくとも2語以上になるので、形容詞の働きをする時は前に名詞がなくてはならない。
まとめ
名詞
S、O、Cになる
形容詞
名詞を修飾する、Cになる
副詞
名詞以外を修飾する、文の要素になれない
目的語(O)
S≠O
補語(C)
S=C、形容詞が補語の働きをする時Sの状態を表す
名詞句・節
2語以上で名詞の働きするものを名詞句という。さらにSとVを含むものを名詞節という
形容詞句・節
2語以上で形容詞の働きをするものを形容詞句という。さらに、SとVを含むものを形容詞節という。
副詞句・節
2語以上で副詞の働きをするものを副詞句という。さらに、SとVを含むものを副詞節という。
従属節
主節に対して名詞、形容詞、副詞の働きをする
自動詞(V)
O(目的語)が無くて文が成立する動詞
他動詞(V)
O(目的語)が無いと文が成立する動詞
前置詞
名詞と結びついて、形容詞句、副詞句を作る
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