IT知識

プログラミングに使われる英語

次のコードをご覧ください。

#include <stdio.h>

int main(){

int a, b;      
/*a,bでは、変数がどのように使われるかわからない*/

int tmp, num;   
/*tmpは一時的なデータ、numは数字のデータということはわかる。
ただし、これだけでは、なんの一時的な変数のなのか、何の数字データなのかがわからない。
ただ、a,bよりは良い名前なのはわかるだろう*/

return 0;
}
プログラムが長くなってくると、プログラムの変数も多くなり複雑になっていきます。

プログラムが複雑になってくると、プログラムの修正が必要になってきます。

その時に「あれっ?この変数って何に使うんだっけ?」みたいな状況に陥ります。その確認時間だけで、時間の無駄です。

しっかりと変数名の命名規則を学んでいきましょう!!

追加・作成

set

主にクラスのプロパティに値を代入する場合に用いる。

add

追加。配列・リストにデータ、オブジェクトを加えるケースが多い。数値の加算もこちらを用いる。

put

配列・リストにデータ、オブジェクトを追加するという点では add に似ているが、こちらは連想配列(HashMap)などにキーを指定して追加するケースが多い。

あるいはストリームへ文字列を出力する。

insert

配列・リストなどの任意の位置に挿入する。データベースへの新規追加を指す場合もある。

append

末尾に追加する。

prepend

先頭に追加する。

register

登録。一覧や名簿への登録。イベントハンドラなどの割り当てや関連付け。

make

何かを加工することによって別の役目を持つものを作り出す。

generate

ルール・現象に基づいて何かを生成するときに用いる。電気を流すことで熱を発生させる場合や、機械がプログラムのとおりに何かを作り出す場合など。

create

新しく作る。データベースへの追加処理まで行うケースも有る。天地創造(the Creation)にも使われるように、何もないところに新しく何かを生み出すニュアンスがある。

build

クエリ、構文を組み立てる。ソースコードをバイナリ化することを指す場合もある。部品を組み合わせて築き上げる、積み重ねて何かを成すというのが本来の意味。

保存・出力

save

オブジェクトやファイルに加えた変更を保存する場合などに使う。本来の意味は「失わないようにする」なので「貯金をする」、「命を助ける」場合にも使われる。

store

貯蔵する、蓄える。ストレージやデータベースへの保存。

export

書き出し。形式を変換したり任意の形式で保存する。

output

出力。スクリーンへの出力・ファイルへの出力を指すことが多いが用途の広い単語。

write

ファイル、ストリームへの書き込み。一行単位で追加書込することを示すことが多い。

show

項目の内容を表示する。

render

画像などを編集した結果を表示したり、項目を HTML などに変換した上で返す。

読み込み・検索・解析・取得

get

クラスプロパティなどを読み取る。データの取得。

load

ファイル全体を読み込む場合など。

import

ファイルを対応形式に変換して読み込む。

read

ファイル、ストリームから一行取り出す。

parse

分解して解析する。XML を要素ごとに分ける場合など、何らかの区切りをもとに分析する。あるいは何らかのオブジェクトを特定の型として解釈する。

request

データを要求する。ネットワークを通じてデータ送信を要求する事に使う場合が多い。

find

情報の中から探し出す。見つかることが前提。一般的にはデータベースからIDなどのユニークな情報を手がかりに一件のみ取得する場合によく使われる。

情報の中に存在するか探してみる。無いかもしれない。

retrieve

インデックスや URL をたどって情報を取得する。

extract

条件による抽出。対象となる連想配列、オブジェクトから特定のキー、フィールドの値を取り出す。

filter

条件による除外。条件に合わないものを隠す。

seek

連続したデータの中からあるデータが見つかるまで順番に探査する。

fetch

(別の場所から)情報を取ってくる。CPU がメモリから命令コードを取ってくることを指す場合もあるが、データベースから情報を取得することを指すことが多い。

query

データベースなどの情報源からデータを引き出すためのルールや条件を指定する。または SQL 文の実行。本来の意味は「尋ねる・質問する」

編集・変更・修正

update

情報の更新。データベースの既存レコードを変更する場合など。

edit

データの書き換え。データベースのカラム単位で書き換える場合など。レコードの中心となるデータの書き換えのみを限定して指すこともある。

modify

部分的に修正する。edit より用途が広く、データのメインとなる箇所の変更はもちろん、それ以外の小さな変更であっても modify と表せる。

change

全く別の状態に変える。新しいデータで置き換えて古いデータは消滅する。

replace

順序・文字の入れ替え。

join

データを前方又は後方に付け足す。

merge

複数のデータを結合する。データはソートにより混ざり合って継ぎ目がわからなくなる。

normalize

正規化。値を定められた範囲内に収めるなど、一定のルールに合うように加減する。

increase

数値・数量を増加させる。継続的に増加し続けるというニュアンスも持つため、増加を一定量進めるという意味合いが近い。

reduce

数値・数量を減らす。データ同士をまとめた結果として数が減るという場合にも使える。increase の反意語には decrease もあるが、そちらは徐々に減少するというニュアンスを持つ。

adjust

値を調整する。何らかの目的に合うまで値を増減させる。

fix

破損したデータを修復する。あるいは動かないように固定する。単純な修理から複雑な修理にまで使用できる。似た単語「repair」はよりフォーマルな言い回しで、より複雑で完全な修理にのみ用いられる。

restore

元の状態に復元する。保管場所から取り除いたものを再度保管し直す(re + store)。

correct

誤りのあるデータを正しく直す。

convert

別の形式に変換する。

enable

機能を有効にする。使用可能にする。

disable

機能を無効にする。使用を停止する。

toggle

状態を逆にする。有効であれば無効化し、無効であれば有効化する。

apply

適用する。当てはめる。

削除

delete

データの削除。通常は元に戻すことができない。

remove

データをリストや閲覧・アクセス可能な場所から取り除く。アクセス権のない領域への移動。取り除かれたデータが消滅するとは限らず、元に戻せる可能性がある。「帽子を脱ぐ」「靴を脱ぐ」も remove だが帽子や靴は消えない。

erase

delete がデジタル色が強いのに対して、こちらは消しゴムでこすって消す場合などのアナログな用途にも使える。消しゴムで消すということは再びその場所に書き込めるようになるため、慣用的にメモリの内容を消す目的で使う場合がある。カセットテープ時代に erase を使っていた名残で CD-RW や DVD-RW の消去にも使う。

clear

中身を空にする。親となるオブジェクトや変数自体は消えない。

flush

溜まっているデータやログ、キャッシュを全て消す。流れている文字列などを一気に押し流して何もない状態にする。

dispose

処分。不必要なオブジェクトを片付けて専有していた領域を開放する。

destroy

完全かつ確実なオブジェクトの破棄。後始末をしてもう二度と使えない状態にする。再利用されたり、読み取られたりしないように破却する。終了処理。

unregister

登録を解除する。登記簿からの除外。イベントハンドラなどの割り当て・関連付けの解除。

unset

セット済みのプロパティ、定義済みの変数をセット前、未定義の状態に戻す。あるいは参照を解除する。

検証・検査

is~

オブジェクトが特定の型、状態であるか調べて true/false を返す。isEmpty, isValid のように状態を表す語と組み合わせて使う。

has~

オブジェクトが特定のプロパティを持っているかを調べて true/false を返す。権限、属性の所有を確認する。

contains

配列に特定の値が含まれているかを調べて true/false を返す。

~exists

項目の有無を調べる。

check

広い意味での確認。validate が対象の正しさを検証するのに対し、check は対象が真か偽を調べたり、単に変数に何が入っているかを知るために使われる。

validate

正しいものであるか確かめる。決められたフォーマットや正しくルールに従っているか、要件や性能を満たしているかを調べる、妥当なら valid、過不足があれば invalid。(true/false)

verify

正しく動作しているか確かめる。入力に対し正しい出力が行われているか検証し、正しければ correct、問題があれば incorrect。(true/false)

許可・禁止

allow

許可する。対象に利用権限を与える。

disallow

許可しない。対象に利用権限を与えない。あらかじめ持っている権限を奪うわけではない。

accept

申請・要求を承認する。受け入れる。refuse, reject, deny の反意語として使える。

deny

否定・否認する。真でない。信用出来ない。与えるのを拒む。反意語は accept や admit だが、コンピュータでは allow と対にして使われることが多い。

refuse

申請・要求をはっきりと断る。辞退する。要求に応じないことを選択する。障害やトラブルにより受理できない場合など、申請先の一方的な都合で断る場合にも使える。

reject

申請・要求を退ける。承認(accept)できない不備・不足があるため受け取らない。提案を支持するに値しない。refuse より強く、明確な理由をもとにした機械的な拒否の印象がある。

ban

危険なもの・悪質なものに対する禁止。

grant

信用して許可を与える。正しいと認める。慣用的にはユーザーに権限を持たせる意味で使われる場合がほとんど。

revoke

許可を取り消す。決定を撤回し無効化する。違反による罰則として剥奪するニュアンスはない。

forbid

何らかの行いを禁ずる。人や物を対象にした否定ではなく、動作に対しての禁止。

prohibit

法に反する行いや公共の利益を損なう行為の禁止。プログラミングではあまり見かけない。

その他

try

例外の発生する可能性のある処理を試みる。失敗時には例外が投げられる。致命的なエラーとはならず、エラー発生時用の処理も用意されていることが前提。

attempt

処理を試みる。言葉の意味としては try に近いが、やや硬く、より難易度の高いものに使われることが多い。正規の手続きを取らないかぎり失敗する。攻撃を試みるという意味合いも含むため、ログイン処理に対して使われることが多い。

exec

処理、命令、短期的なスクリプト、アプリケーションの実行。=execute。

run

継続性のある処理やスクリプト、アプリケーションの開始。「お店を経営する」という場合もこちらを使う。一般的にお店は一定期間運営され続ける。

process

一連を操作を順番に実行する。ちなみに次のステップに進むことを proceed という。

bind

結びつける。仮の要素を実際の内容で置き換える。

init

初期化する。デフォルトとなる値をセットする。=initialize。

reset

既に初期化されたものに初期値をセットし直す。

open

ソケットなどの通信、ストリームへの接続。

close

ソケットなどの通信、ストリームの終了・切断。

start

始動。対義語は stop。止まっていたものが動き始める。

名詞として始点・文頭という意味も持つ。移動、読み取りという「動き」の開始地点。

stop

停止。start あるいは run と対にして使う。動いているものを止める。

abort

中断・遮断。動作しているものを中止する。途中から再開されることはない。異常、障害による強制終了。

pause

一時停止。動作しているものを一時的に止める。すぐに再開する可能性がある。

suspend

保留・延期。時期や条件がそろうまで処理、公開を行わない。動作中の処理を中断し、再開を延期する。

begin

始める。対義語は end。時系列的なイベント、連続性のある作業を始める。名詞としては使えない。

end

終了。begin と対にして使う。始まったイベント、連続性のある作業を終える。成功・失敗については問わない。始点・文頭を表す名詞 start に対してはこちらで対応させる事が多い。終点・文末。

terminate

終わりにする。とくに期間などが定まっていない継続的なものに対し限界を定める。

complete

必要な要素、要件を満たす。不足を補って完全な状態にする。補完。結果的に終わることになるかもしれない。類似のものとして「立派に仕上げる」という意味の finish もあるが達成条件に人間の主観が混じる。「宿題を仕上げる」などの漠然としたものに対しては finish で良いが、「解答欄(空欄=不完全)を埋めて提出物として完全な状態にする」というのが宿題の要件定義だとすれば complete のほうがプログラムとして適切。