助動詞って何??
助動詞の表す意味
①話し手の気持ちや考え
②話し手の予想
をつけたします。
助動詞の文法
助動詞+動詞の原形
助動詞+動詞の原形 で使います
I’m full. I can’t eat anymore.
お腹いっぱいだ。 もうこれ以上食べられないよ。
助動詞の過去のイメージ
以外と知らない助動詞の過去のイメージには、3つのイメージがあります。
①現実と仮定の距離を示す

助動詞の過去を見たら仮定法だと考えよう。
If I had enough money, I would buy a new computer.
もしお金が十分にあれば、私は新しいパソコンを買うのに。
②相手への心理的な距離を示す

Could you tell me how to get to the station?
駅までの行き方を教えてくれませんか?
Did you need any help?
何かお困りでしょうか?
③自分の予想や気持ちの距離を示す

He would be kind. 彼は親切だと思うのだけどなぁ
It might be true. それは本当かもしれない
基本的な助動詞のコアイメージ
can/could
can = 実現可能
①〜できる(能力・可能)=be able to
「可能:できる(←実行可能性がある)」
・Tom can speak English.
トムは英語を話すことができます
・Tom is able to speak English.
トムは英語を話すことができます
・You cannot smoke here.
ここではタバコを吸ってはいけません
cannot = 〜してはいけない
※可能が否定されてこの意味になります。
②〜はあり得る(推量(可能性))
「推量:あり得る(←可能性がある)」
・An accident can happen at any time.
事故はいつでも起こり得る
・It cannot be true
それが本当の(可能性がない→)はずがない
cannot = 〜のはずがない
※可能性が否定されたことでこの意味になる。
may/might
may = 容認
①〜しても良い(許可)
「許可:〜しても良い」
・You may use your dictionary.
辞書を使っても良い
※You might use your dictionaryとはできない
・You could use your dictionary
あなたは、辞書を使ってもよかった にする
②〜かもしれない(推量)
「推量、可能性:〜かもしれない」
・He may be sick.
彼は病気かもしれない だいたい50%
・He might be sick.
彼はひょっとすると病気かもしれない だいたい30~40%
※ここで疑問点!!
彼はひょっとすると病気だったかもしれないを表すのは、現在完了!!
must/have to
must = 強制
①〜しなければならない(強制・命令)= have to V
「強制・命令:〜しなければならない」
・I must finish my homework by ten.
10時までに宿題を終わらせなければならない
・We don’t have to wear a tie in our office.
私たちの会社ではネクタイを必要がない
・We need not move this bookshelf.
私たちはこの本棚を移動させる必要はない
don’t have to = need not
〜する必要がない
・You must not stay up late at night.
夜遅くまで起きてはいけない
must not = 絶対に〜してはいけない
②〜に違いない(推量(確信))
「推量:〜に違いない」
・Tom must be genius.
トムは天才に違いない
shall/should
shall
shall = 運命の意志
①(運命として)必ず〜する
② 〜しなさい/〜すべし、〜だろう
①「運命の意志:必ず〜する」
I shall return. ((運命の名の下に)必ず返ってくる)
②「法律・命令・予言:〜しなさい/〜すべし/〜だろう」
You shall love your neighbors as yourself. (隣人を汝が如く愛せ)
should
should(=shallの過去形)=当然
①〜するべきだ/〜した方がいい=ought to(義務・助言)
・You should go to the doctor.
あなたは医者とところへ行くべきだ
・You ought to go to the doctor.
あなたは医者とところへ行くべきだ
②〜のはずだ = ought to(推量)
・He should be home by now.
彼は今ごろ家にいるはずだ
・Dinner ought to be ready by now.
夕食はもうできているはずだ
will/would
will
will = 未来志向・意思
①〜するつもりだ(強い意思)
「意思:〜するつもりだ(←必ず〜する)」
I will marry her. (私は彼女と結婚するつもりだ)
②必ず〜だろう(推量)
「推量:〜するはずだ(←必ず〜だろう)」
・You will feel much better tomorrow.
(病人に)明日になったらずっと良くなっているよ
would
①「習慣・習性:〜する習慣・習性がある(←必ず〜する)」
・My father would often play catch with me.
父は私とキャッチボールしてくれたものだ
②「拒絶:<否定文で>絶対に〜しない(←必ず〜しない)」
・Tom won’t listen to our advice.
トムは私たちの助言を聞こうとしない
use to V
現在との対比を表す
①今は〜でない
・There used to be a fast-food restaurant at the corner.
以前はその角にファーストフード店があった(今はない)
had better V
強い忠告や命令
①〜しないといけない、〜しなさい
・You had better watch your language when you speak to older people.
年上の人と話すときには、言葉遣いに注意しないといけない
疑問文の助動詞
…助動詞は疑問文になると相手のキモチを尋ねる表現となり、申し出、お願いにもなる(普通の意味にもなる)。
<相手の行動に対して相手にお願いをする時>
Can you ~/Could you ~ (〜してくれませんか(〜してくださいませんか))
Will you ~/Would you ~ (〜してくれませんか(〜してくださいませんか))
<自分の行動に対して相手にお願いすると時>
Can I ~/Could I ~ (〜してもいいですか(〜いいでしょうか))
May I ~ (〜してもよろしいでしょうか)
<shallとセットで>
Shall I ~ 「(自分が)〜しましょうか」
Yes, please. / Yes, thank you. / No, thank you.
Shall we ~ 「(一緒に)〜しませんか」
※Shall we ~? ≒ Let’s ~(ちょっと命令文)
Why don’t we~? ≒ How about ~ing?
主観的な助動詞VS客観的な助動詞
意味 | 主観的な助動詞 | 客観的な助動詞 | ||||||||||||
〜しなければならない | must | have to | ||||||||||||
これから〜する | will
(パッと)これから〜する |
be going to
(予定して)これから〜する |
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〜できる | can
(可能性として)できる |
be able to
(実際に)〜できる |
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よく〜したものだ | would
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used to
|