応用情報処理試験重要語句 part2の続きです。
けた落ち
ほぼ等しい2つの数値の引き算などで、有効桁数がへること
標準偏差(σ)
正規分布で、±1σの間に約68%のデータが含まれる範囲
M/M/1
到着率がポアソン分布、サービス時間が指数分布に従う、窓口が1つの待ち行列モデル
平均応答時間
1/(1-ρ)×平均サービス時間 [ρは利用率]
ハッシュ
ハッシュ関数で求めた値。ハッシュ値ともいう。ハッシュ関数とは、x→yはできるがy→xができない一方向性の関数。ハッシュとはハッシュポテトのハッシュである
標本化定理
ある周波数の正弦波を復元するためには、その周波数の2倍のサンプリング周波数が必要だという定理
スタック
後入れ先出しのデータ構造。最後に入れたデータが最初に取り出される
完全二分木
全ての葉の深さが、最大で1しかなく、木の構造が完全に決まっている二分木
ハッシュ表探索
ハッシュ関数を利用し、データからハッシュ値を求めることで探索する方法。
計算量はO(1)
クイックソート
中間的な基準値を決めておき、その大小で2つの部分列を作成することを繰り返す整列アルゴリズム。計算量はO(nlogn)
リエントラント
プログラムが使用中でも、再度入ってもう一つ起動させることができる再入可能プログラム
ガベージコレクション
メモリリークの問題に対応するために、自動で使用しないメモリを見つけて解放する仕組み
パイプライン
命令のステージを一つずつずらして、同時に複数の命令を実行させる方法
マルチコアプロセッサ
1つに見えるプロセッサの中に複数のコア(プロセッサ)を封入した形態。密結合マルチプロセッサの一種
MIPS
Million Instruction Per Secondの略。 1秒間に何百万個の命令が実行できるかを示す。プロセッサの性能指標
フラッシュメモリ
ブロック単位での消去や書き込みを行うことができるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)の一種
セットアソシアティブ方式
キャッシュメモリとメモリを複数のグループにわけ、グループ毎に自由にデータを割り振る方式
DMA
Direct Memory Accessの略。CPUを通さずに、メモリと入出力装置間などのデータ転送を行う
デュアルシステム
機器やシステムの信頼性を高める手法の一つで、同じシステムを二系統用意して、常に両者で同じ処理を行う方式
フェールセーフ
システムに障害が発生した時、常に安全側に制御すること
仮想化
コンピュータの物理的な構成と、それを利用する時の論理的な構成を自由にする考え方
プリエンプション
タスク実行時に、より優先度の高いほかのタスクが実行可能になった場合に発生する割り込み
スラッシング
ページフォールトが頻繁に起こってページインとページアウトが繰り返される状態
リポジトリ
成果物を一元管理するデータベース。バージョン管理を行い、データの取り出しにチェックアウト、登録にチェックインを利用する
コピーレフト
著作権を保持したまま、二次的著作物も含めて、全ての人が著作物を利用・改変・再配布できなければならないという考え方